まちと理性 ―商店街を知るための内視鏡的視座―

商店街内部(事務局職員)の視点で地域社会を考える

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

商店会の存在意義と小学3年生

商店街の理念を打出すためには「合意形成」が必要だ、と以前書いた。 「合意形成」のためには時間をかけてとことん議論しなければならない。 成果のある議論をするためには、話し合う技術を身に付けなければならない。 いかなる議論も、技術と準備なしには結…

商店街活性化という呪文(その2)

「商店街活性化」という言葉を商店街内部ではほとんど聞くことがない、 という話を以前書いた。 外部の人は好んで用いる言葉なのに、商店街の当事者はあまり好まない。 外部の人には便利な言葉であっても、当事者には胡散臭く聞こえてしまう。 この感覚の違…

外国人と地域商店街の現代事情

東京の主要な商店街だけでなく、ややローカルな街でも、 外国人が経営するお店をよく見かけるようになった。 特に外国料理の店などは、この数年で急増しているように思う。 私が勤務していた商店街でも、路面店にハラル食材の店が出店したり、 アジア料理な…