まちと理性 ―商店街を知るための内視鏡的視座―

商店街内部(事務局職員)の視点で地域社会を考える

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

閑話休題① 論文のための論文

最近、ヒマにまかせて地域社会関係の文献を読みふけっている。 この分野ではアンケート調査をまとめた報告論文も少なくない。 非常に参考になるものは多いが、設問方法と分析結果に無理があるなと 思ってしまうものも目にすることがある。 何となく、論文の…

商店街の理念について

商店街の「理念」や「ポリシー」「コンセプト」「方向性」「ビジョン」 といったものを、どのように考えているのか、という質問を しばしば商店街事務局として受けることがあった。 恐らく商店街を見渡した時に、そのようなものが あまり感じられないので、…

商店街を知る③ 会社でもなく、公共団体でもない商店街組織

どこの町にも、たいてい大なり小なり商店街がある。 近年はともかく、昭和の時代は人の住むところに必ず商店街があった。 その意味において、商店街は誰にも身近な場所であったはずだ。 ところが、商店街がどのような組織で、どのように運営されているのか、…