まちと理性 ―商店街を知るための内視鏡的視座―

商店街内部(事務局職員)の視点で地域社会を考える

<はじめに> 平成30年2月、私は或る商店街の事務局を辞職した。 14年間お世話になったその商店街では、多くの経験をさせていただいた。 本当に有難いことだと感謝しているし、ラッキーだったとも思っている。 退職の理由はいろいろあって、これから少しずつ そのことも書いていくが、直接的な原因は体調不安である。 その意味では、自分としても残念な結論であった。 今日、肩書きが外れたことをひとつの区切りとして、 商店街を取り巻く様々な問題について書き残しておきたいと思い、 このブログを立ち上げた。 いつまで書き続けることができるか分からないが、 今まで発信することができなかった事柄も含め、 自分なりに考えてきたことを書き綴ってみたい。 とはいえ、私は専門家ではない。 偉そうなことは書けないし、学術的な知識も無い。 その一方で、今まで私が見かけた商店街論は、 その多くが商店街の運営当事者ではなく、 外部の立場で論じたものや、商店街の店主が語ったものが大半であった。 私の知る限り、商店街組織の運営内部から論じた商店街論は ほとんど見たことがない。 その点を少し意識しながら書くことで、 多少なりとも有益な材料になればよいと考える。 もちろんこのブログは、内部告発的な意味で書くものではない。 また一方で、自分の経験で得たことしか分からないから、 一般論を正面から展開するつもりがないことも、予めお断りしておきたい。 果たして、たわいの無いそうした私の独り言が、 どれ程の参考になるのか疑問だが、 とにかく時間の許す限り備忘録がわりに書き進めることにしたい。
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